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もし今デュエル部をリメイクするなら

しませんけどね。ただの思考実験です

描いていく中で「こうした方がよかったな」と思った点、新しい作品に出会ったことで得られたアイデア、色々あります
決して今のデュエル部を「こういうつもりで読んでくれ」という訳ではありません。今のデュエル部は今のままで成立させるつもりですので


○静が佐久間じゃなくなる
「佐久間」という姓はさくまあきらに通じ、単堀じーさんと関連付けられるので、デュエル部メンバー以外の重要キャラに使う

○静がちょっと不良キャラになる
シャークさんの影響と、今展開中の元ヤン設定が連載途中から出来たため

○宏の学ランがブカブカではなくピッチリになる
裾や袖の長さで可愛らしさを出そうとしたが、学ランは腰のラインが浮き出た方がエロい事に気付いたため

○深雪と雪那の髪の色が同じになる
完全に他人になっているので、「なんか今日の高槻さん雰囲気が違う…」ネタが成立しない

○深雪の名前が変わる?
ヒロインは「あ」から始まる法則(ZEXALで崩れたけど)を知らなかった
今の「深い雪」と「刹那の雪」の対比は気に入っているので、これは変わらないかも。冬馬の姉の名前が花鳥(あとり)なのでそっちでカバー

○みんな髪にZEXAL風のパーツが付く
ZEXALが格好良かったから

○賢一と静が持っているソリッドビジョン発生装置がもっと大きくなる
ソリッドビジョンは遊星粒子の回転によって投影されるので、円盤パーツのない今の発生装置は成立しない
(ただイラストを三次元的に投影するだけなら可能かもしれないが、少なくとも作中のハイドロゲドンみたいに動き回ったりはできない)

○賢一と凉の衣装が入れ替わる
賢一は子供の頃に見た万丈目(デュエル部作中に実在)に憧れてVWXYZを使っているという設定が途中から出来たので、服装も似せる

○第一話で本当にデュエル部がアクセラレーションする
「冬馬、静、賢一、凉が校庭でチャリ二人乗りライディングデュエルしながら生活指導に追いかけられてるのを、授業中の宮下と宏が教室から頭を抱えて見ている。その後放課後の部室のシーン」と言うのが本来の第一話
自転車が描けないのであきらめた。今ならなんとかなると思う。部員全員が最初から登場しているので第二話が丸々カット

○深雪のネックレスが勾玉じゃなくなる
「雪那は勾玉に封印された卑弥呼」という設定が変わり、ネックレスは単堀じーさんのエジプト土産という事になったので

○闘神の名前がカタカナになる
上に関連して、三闘神は縄文時代の農耕神(火雷尊の火は穂、雷は天候を表す)であり、弥生時代に卑弥呼が金印と鬼道の力で戦争の神として利用していた、という設定が変更されたため

○闘神の男は決闘者を誘拐するのではなく魂だけをカードに封印する
肉体のソリッドビジョン化(カード化)はスーパーテクノロジーなので





以下ただの宣伝

9月1日ヒザフェス出演します!!!

13:00~
シマクマガンホーズ
Die Die Brigade
関西国際プロレス
良元優作
男肉 de Soleil   ←ココ
寺前未来
赤松隆一郎
西成夢子と榊原明子
前野健太とDAVID BOWIEたち
ヒザユウスケ and The HIZABAND
~18:30

入場無料です!!服部緑地野外音楽堂で僕と握手!!

更新したよー!!

キマシタヨー!二つの意味で!!

更新時間とコメント数の関係性を知りたくて夕方更新にしてみたけど、時間帯の影響なのかキスの影響なのかわかりゃしねえぜ!!
今回からページがゴチャつくのを防ぐ為に、セリフ量を減らしたり線を濃くしたりと細かい工夫をしてます。効果が上がっていればうれしい
最近やっと女の子の描き方が分かってきたよ!昔メイドさんの漫画を描いていたはずなのに!!


あと円の首輪を描き忘れてたページが4、5枚あったので修正。大事なガジェットなのに……

デュエルなんていらねえよ、夏

最近ジャンルの欄をコロコロ変えていて。色々思うところがあったので、その意思表示というか。現状「非決闘者の描く遊戯王」が、今一番言いたいことを簡潔に表せていて良いかなあと
まあジャンル表記なんておまじないみたいなものですけどね


最初は遊戯王って単語を省こうと思ってたんです。自分が描いているのはOCG漫画ではないんだぞと、遊戯王をやってない人にこそ見てもらいたいのなら、その単語はマイナスにしかならないんじゃないのかと、そういう思いがあって

「自分はデュエリストじゃない」という事はむしろ長所だと、長年自分に言い続けてきましたが、やっとその踏ん切りがついたというか。現実逃避ではなく、いい意味でデュエルを捨てる覚悟が出来たというか
今のこの新都社遊戯王バブルにおいて、僕のような作者の立ち位置がどこなのか…

キチガイデュエルならGATEがある。真っ当なデュエルならHがある。僕がやろうと思っていたのはそのどちらでもない
僕がかつて憧れた遊戯王とは、
「攻撃対象は月」
「腕力には自信がある」
「俺とお前を超融合」
「走れないDホイーラーにターンは回ってこない」etcetc……
デュエルの内容なんてどうでもいいんです、僕は。よくわかんねーし。ただ「デュエルをしている」という大義名分が欲しいだけだった。その上で、デュエル以外の事をしたかった。デュエルで無茶苦茶しようと思ったのではなく、まず無茶苦茶する事に憧れた。そのために仕方なく遊戯王を覚えた
だからOCGプレイヤーの読者というのはあくまで副産物でしかないんです。だってあの頃の僕はOCGプレイヤーじゃなかったのに遊戯王に惚れたんですから


昔はこういう事を言ってはいけないと思ってました。今でもこれは暴言だと思います。でも言う。もう何も怖くない


今「憧れ」と言いましたが、エネコンMADで遊戯王を再発見し、MAID!をほっぽって遊戯王漫画を描こうと決意し(いや最初は両立させるつもりだったんです…)、色々な下調べをしていく中で出会い、憧れた三つの作品があります

表さんの「神里絵空シリーズ」
めたぽさんの「Eden Garden」
村長さんの「死闘!One Lover Boost」

デュエル部はこの三要素によって出来ていると言っても過言ではない。だからこの三作を読めばデュエル部なんざ見なくてもよろしい

土景先生が村長さんの影響を大いに受けてることはご存知の方も多いと思われるが、GATEが始まったときに僕は「新都社にBoostが来た!」と思った。そのぐらいの衝撃だった


男肉のラジオでも話したが、もし村長さんを天才と呼ぶのなら、その根拠は「画鋲」だと思う
まだ読んでない人は回れ右してここから先は読まないでほしいのだが、例えばゲール・ドグラのアレなら、ひょっとしたら僕でも思いつくかもしれない。むしろ、「ゲール・ドグラで面白いことをしよう」と思ったらあれが模範的回答だと思う

ドグラの効果を面白く使うには、融合デッキは多いほうがいい。当時は上限も無かったし。落としたカードの使い道はいくらでもあるが、もっとも派手なのは攻撃力に変換することだろう。「無限のライフを無限の墓地に、さらに無限の攻撃力に変換」という面白ワードもここで生まれる

そして融合デッキはあとから届く必要がある。融合モンスターの山が見えていてはインパクトもクソもない

最後にヘリコプターだが、これは映像的な面白さを優先した結果だ。どうせ捨てるならトラックに積むよりは宙からバラ撒いたほうが景気がいい

ここまでの思考は僕でも出来そうな気がする。物事をオーバーに表現すればいいだけだから。でも「画鋲」はそうではない。アレは作家としての自力と時の運がなければたどり着けないと思う

随分昔に読んだきりなのでどこか間違っていたら申し訳ないが、あの話のキモは
実力、技量、度胸、経験、年季、潜った修羅場の数その他諸々で完全に負けている相手にどうやって勝つのか
という事だ

今軽く思いつくものを挙げると、急成長や才能の片鱗、竜の紋章、勇気、友情パワー、試合中止、相手の老衰死などがある。
ところがここまで読んできた読者の中には、「このキャラはそんなことでは倒せない」「この作者はそんなことで逃げたりしない」という期待がある。ならばどうするのか
カードゲームにおける小細工は通用しない。小細工でも、それを見破る眼力でも負けているからだ。つまり小細工はカードゲームの外にある必要がある

だから「画鋲」だったのだ。トリックの簡潔さ、馬鹿馬鹿しさ、流血、そして何より「ポスターが剥がれかけている」という伏線がある。ドグラは「ちょwwwwwwwwwwww」だが画鋲は「うおおおおおおおお!!!!!!!!」だ。これはただのキチガイデュエルだけでは絶対にたどり着けない。ストーリーとしての完成度は非常に高いと思う



つい勢いで語ってしまったが、残りの二作品も同じように僕に大きな影響を与えている。ぜひ読んでみてほしい

ちょっと修正

僕はよっぽどの事が無い限り一度上げた画像は修正しない主義なんですが、(デュエル部で修正したのは二話ラストの「続」入れ忘れと十九話の数字のミスぐらいかと)
まあ、わざわざこんな話をするってのは、よっぽどの事があったってワケで。修正箇所はこちら


デュエルアカデミアエクアター校講師 オセロ・フュージャネイザン

南米出身のプロデュエリスト オセロ・フュージャネイザン


全然本筋と関係ないんですけど。ちょっと気になったので

僕の解釈としては、デュエル部の世界観は(表面的には)現実とほとんど同じで、ソリッドビジョンを搭載した決闘盤(現実世界と同じ2003年4月発売)の普及によってデュエルモンスターズが社会に受け入れられる世界になった…という事になっているので、それ以前にアカデミアが存在しているのは少しおかしいワケです
ちなみにエクアター校というのは南米に存在するアカデミアです。アークティック校があるなら赤道校もあっていいだろう、という事で作りました


まあソリッドビジョン開発以前の、しかも第一回世界大会の直後にすでにプロが存在しているという別の問題が発生しましたが。陽の当たらない世界のプロリーグなのかも知れませんね。あるいは非公式の大会はすでに行われていたのかも

隣の芝は積極的に青く見るタチ(なんかネガってるので注意)

「他の作品との差別化」という点において、自分がデュエリストではないという事はむしろ長所であると、自分を励まし騙しながらここまでやってきましたが何か。


他の先生方の作品を読んでいると、ザンジの自爆特攻で盛り上がってるデュエル部がちょっと悲しくなってきます
今更新分に全く見所がない事に気付いて慌てて『それはどうかな?』とかネタをねじ込んだ訳ですが。もう2ページ進めば極上のネタが用意してあったのですが我慢出来ませんでした


第十九話に代表されるクレイジーデュエル論こそがデュエル部の真骨頂であって(と、自分では思っているのデスが)、じゃあ今やってるただのデュエルに果たして価値があるのか。自問自答自問他答他問自答連れ回しあああああ
カードに対する発想力も、脳内カードプールも他の先生方に大きく劣る自分が、デュエルという同じ土俵に立って一体なにが出来るというのか。アクセス数とコメント数がそれを証明しているのではないのか


こないだはいふん先生と初めてデュエルした時も、DOに馴れてなかったでは済まされないプレイングを頻発してたからなあ……ちょっぴりトラウマ
(スカーレッドに奈落を撃ったのは正直効果を知らなかったから仕方ないけど、奈落伏せてたのにライラの反転召喚スルーしてそのまま割られたり、
挙げ句リビデ付き流星を意味なく攻撃して完全蘇生、おまけにリビデ発動前から手札にはサイクロンがあったり。後から気付いて青くなった。涼デッキなのにサクリもラヴァも呼べなかったし)
「作品に登場してないカードは知らないカード」ってのはあながち冗談ではないかも試練
遊戯王チャット見てると、やっぱりみんなデュエルやってんだなあってのがよく分かる。デッキレシピなんか見ても何がどうなってんのかわかんないよ!!!












ちくしょー負けねーぞゴルァ!御三家末席の意地見せたっぞッダラァ!!
プロフィール

ジョンドオ

Author:ジョンドオ
関西を中心に活動するダンスカンパニー「男肉 du Soleil」団員の「クリ太マメ男」として活動中
あと新都社にて「新都高校デュエル部~三闘神伝説~」連載中

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