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北海道の夜は更けてゆく



北海道での我々のホーム。劇団千年王國さんの稽古場です

千年王國といっても、七つのアイテムがあったり闇の人格が目覚めたりはしません。たぶん
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北へ行こうランララン

そんな訳で来てます。北海道

明日から本番だぜ!!

A=BでA=Cなんだけど

B=Cって言われると「うん?」ってなる事、遊戯王OCGでは結構あると思います


例えばマジシャンズサークル
「自分と相手はデッキから魔法使いを召喚する」ってテキストは理解できる。効果には強制効果と任意効果がある事も知っている
でもその二つを足して「デッキに魔法使い族がいない場合はデッキ公開」って言われると「ちょっと!?」ってなっちゃう

遊戯王覚えたての頃に「これ面白れえな」と思って冬馬VS深雪で使ったけど、これって制作者は絶対意図してないよね。辻褄を合わせようとしたらこうなっちゃっただけだよね。相手のデッキ全部見れるTCGなんて聞いたことないよ
いやTCGはあんまりやらないんで、他にもあるかもしれないけど


あと最近知ったのでは「ターレットウォリアーの特殊召喚は攻撃力上昇までが一連の効果」+「スキドレは召喚ルール効果を無効にできない」=「スキドレがあってもターレットの攻撃力は上がる」ってやつ
言われてみると確かにDSのゲームでも、ターレットの攻撃力の色は変わってなかった


まあカードでルールを拡張していくのがTCGだからね、ある程度は仕方のない事なんだけど。解釈がコロコロ変わるのをどうにかしてくれれば不満は特にないです

最近オリカが盛り上がってるね

そんなわけで、新都社オリカ掲示板に投稿したオリカ【アルファクォート】シリーズを語ってみたいと思います


【アルファクォート】
宇宙開闢のカード。ビッグバンの後、一つだった力が重力、電磁力、弱い力、強い力の四つに分かれたように、《The bigining of COSMOS》も四枚のカードに分かれた。それを再び繋ぐのが遊星粒子が司る人の心の力
ネーミングはアルファ(始まり)クォート(四分の一)という意味。アルフォート先生に似てるのは投稿してから気付いた


《アルファクォート・グラビトン》
星4/地/岩石/攻1400/守1900
○相手はグラビトン以外を攻撃対象に選択できない
○1ターンに1度、相手の手札をランダムに1枚確認し、モンスターならこのカードに装備。さらにそのモンスターのレベル×100ポイントのバーン
○装備したモンスターの攻撃力分攻撃力をアップし、装備したモンスターは相手エンドフェイズに破壊される

まずは重力。相手の攻撃を引き寄せ、相手モンスターも引き寄せます。装備モンスターが相手ターンまで保つ所がミソ
守備力は上がらない事に注意。「攻撃力分守備力を上げる」にして、モンスター装備時は攻撃強制の方が重力っぽくて面白かったかな


《アルファクォート・フォトン》
星4/火/雷/攻1700/守800
自分フィールド上に存在する魔法・罠カードを全て墓地へ送り発動。墓地へ送ったカード1枚につき攻撃力をエンドフェイズ時まで200ポイントアップし、貫通能力を得る。相手ターンでも発動可能

この中では一番のお気に入り。電磁力を司ります。魔法罠ゾーン五枚+フィールド魔法で最大2900。どんなにエネルギーを与えても光速にはたどり着けないように、このカードも3000には決して届かないのです。全部送らないと発動できない融通の利かなさが魅力
「貫通付加」と「相手ターンに発動可」が噛み合ってないと弟には言われたが、貫通能力をデフォで付けると、ただの貫通アタッカーにされると思ったので押し通した。普段は可視光線だけど攻撃力を上げると周波数が上がって物質を貫通するイメージ


《アルファクォート・ウィークボゾン》
星4/風/鳥獣/攻1100/守1400
1ターンに1度、どちらかを発動する事ができる
●自分の魔法&罠カードゾーンのモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚
●自分の手札からモンスター1枚を永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く

弱い力のカード。中性子を陽子にしたり陽子を中性子にするウィークボゾンを、魔法をモンスターに、モンスターを魔法にする能力で表現。グラビトンで奪ったモンスターを召喚したりできる
手札からモンスターを魔法扱いで置く効果は色々悪用が出来そうな感じがします。僕は思いつきませんが


《アルファクォート・グルーオン》
星4/水/水/攻1300/守1300
表側表示のこのカードが相手のカード効果で破壊された時、フィールド全破壊

強い力。いわゆる核エネルギーです。こいつだけ他のアルファと効果が噛み合ってません。水属性なのは四体に火水地風を割り振りたかったから。グルーオンは粘っこい粒子という意味なのでスライミーなイメージ
あえてリクルーターでも倒せる能力値にしました。この効果を使うには一体どうすればいいのか……


《プラネトン・ザ・モーメント》
星2/光/天使/攻500/守100
自分の場にアルファクォートが表側表示で存在する場合蘇生できる
1ターンに1度、手札からアルファクォート1体を特殊召喚できる

絆を繋ぐ遊星粒子。宇宙誕生の時には存在しなかった精神の力、心の力です。モンスタービジョンは手足のない女神像。こいつを中心にしてアルファ達を場に揃える事になるでしょう
今思ったらチューナーでもよかったな。【アルファシンクロ】とかできそう。レベル6召喚しまくり


《The bigining of COSMOS》
星13/神/ドラゴン/攻6000/守5500
プラネトンとアルファクォート4種類を場から除外しエキストラデッキから特殊召喚
戦闘ダメージ3倍。エンド時にエキストラデッキに戻る

攻守ともに融合素材の合計。レベル13というのはOCGには存在しないのですが、宇宙創造のカードですからこのくらい許されるだろうと思って。テキスト上ではあえて「融合デッキ」と記述しました。宇宙が誕生した頃の古いカードですからね
素材はアルファクォートと名の付いた「モンスター」なので、フォトン以外のどれかをリクルートしてから自分ターンにプラネトン蘇生→アルファ通常召喚→プラネトンの効果で特殊召喚→ウィークボゾンで魔法罠ゾーンに置いてビギニングオブコスモス!!なんて芸当はできません
アルファ四体の効果を複合させる案もありましたが、初期の宇宙ですのでシンプルに。純粋なエネルギーの固まりです。デッキに戻った後になんか創造的な効果を足しても良かったかも。お互いのライフは4000になるとか
プラネトンに手足が生えて全身が光に包まれ、四色の翼を持ったドラゴンが誕生します。攻撃名は「コズミック・ジェネレイション・バースト」。相手攻撃力が3300以下ならワンキルだぜ!!



追記

ビギニングの効果てんこ盛りバージョンを作ってみました。カードテキストに直すのが面倒なので箇条書きです


このカードが表側表示で存在する限り、自分はあらゆる召喚行為と効果の発動、セットが出来ない
カードの効果を受けない
ダイレクトアタック不可
貫通と戦闘ダメージ二倍
モンスターを戦闘破壊した時に、相手魔法罠ゾーンに永続魔法扱いで置ける
モンスターを戦闘破壊して墓地に送った時、レベル×300のバーン
場を離れる場合はエキストラデッキに戻り、その時互いの場と手札を全て除外。ライフ4000以下のプレイヤーのライフを4000にし、その後このカードの召喚のために除外したプラネトンを攻撃表示で召喚


…なんか使えるのか使えないのかわかんないカードになったな……

「カードの王様」と遊戯王シリーズをリンクさせる試み(中)

前回はカードの王様について語りすぎて遊戯王要素がゼロになってしまいました。早速カードの王様と遊戯王シリーズとのオーバーレイ・ネットワークを構築する作業に移りましょう


主人公水見まなみは、CHAOSの初期のシリーズにしか収録されていない「大魔道士サガン」を偶然手にし、CHAOSの世界の門を開きます。(余談ですが、このサガンの出自がストーリーの一つの柱となっているのですが、結局「なぜまなみが買ったスターターに紛れ込んでいたのか」は明かされる事はなく、ちょっと消化不良です)

その日からまなみは、サガンを夢で何度も見る事となります。その上、デュエル前日に見る夢では「対戦相手の使うコンボとその対策」が暗示のような形で描かれ、まなみは夢のお告げに従い、様々な強敵を撃破していきます
これはGXにおけるカードの精霊のような物と言えるでしょう


その後まなみは、自分のをHAOSの世界に引き込んだ張本人であり、憧れの存在でもあった従兄の風真保に実は彼女がいた事を知り、ショックで昏睡状態に陥ります
この保が優柔不断のヘタレ野郎で、「まなみは妹みたいなもんだから。まなみの俺への感情は恋愛感情じゃなくてただの憧れだから」とかなんとか言い訳しながら彼女とまなみの間をフラフラします。彼女とのデート中にまなみが気になりすぎて、デートほっぽって観戦に来た時はさすがに目を疑いました
燃えペンにこんな奴いたな。「自分がどうしたらいいか分からない物に作品の中でいい加減な結末をつけるなー!!」って殴られた奴

閑話休題。この失恋のショックで意識不明という展開、少年マンガ的視点で見てしまうとちょっとアレですが、僕はここに「エドに負けてカードが見えなくなった十代」との類似性を見出しました

十代にとって、HEROを使われて負けるというのは相当のショックだったでしょうし、まなみにとって保の存在というのは、それに匹敵するくらい大きかったのでしょう。特にまなみは感受性の高い子ですから

カードが読めなくなった十代が、ネオスペースの連中にオカルト浸けにされたように、まなみにもオカルト展開が待ち受けます。まなみの心の奥底ではCHAOSに登場する神々の祭典が行われており、まなみはサガンとCHAOSで対戦する事になります。これは5D’sにおける精霊界だと僕は考えます

ちなみに、GXの「カードの精霊が暮らしてる世界」と5D’sの精霊界は別物です。GXのそれは12次元の一つであり、我々の世界と対等の、独立した存在ですが、5D’sのはこの人間界に重なるように存在する精神世界のような物です。そうでなくては、龍可は独力で次元の壁を超えるほどの闘気を持っている事になってしまいますから。とんだプレインズウォーカーやで!

このまなみの心の中の世界は、「本来なら生身の人間がこれない」「心の内側のさらに内側」と表現されています。なぜまなみの心の内側にポセイドンやアフロディーテが住んでいるのでしょう
ポセイドンはサガンに「お前の見込んだ娘はどこの者だ?」と訪ね、「あまり長くここにいてはいかん」とも言っています。つまり、ここはまなみの心の中ではない、神の領域なのです
まなみの心の奥底へ向かっていくと、その果てに神域がありました。まなみは特別な存在なのでしょうか?そうではありません。恐らくは、誰の心の奥底にも神域への扉はあるのです。この神域は、集団的無意識のような物の考えられます
つまり、神話や伝承は人々のイマジネーションの集合であり、それが集団的無意識の領域で、あのような形を得たのです。一言で言うとバクバクバクのアレです



次回は、「第三の男」荒木涼を中心に語って行きたいと思います

「カードの王様」と遊戯王シリーズをリンクさせる試み(前)

試みる前に、カードの王様について軽く説明しておきます

作者は立野真琴。別冊花とゆめに連載されていた、いわゆる少女マンガです。偶然幻のレアカードを手に入れた初心者が、カードゲーム「CHAOS」を通じて成長していく様を描いています

CHAOSのルールはポーカーをモチーフとしていますが、ハッキリ言うと王国編と同じ口先バトルです。「月を破壊すると潮が引く」みたいな。なんせテキスト欄にはフレーバーテキストしか書いてありませんから。ジャッジが逐一分厚いルールブックをめくって判定を行います
ただこのカードゲームの場合、世界中の神話や伝承がモチーフとなっているという点が重要でして、例えばこんなデュエルがありました


相手が「僧侶ラビ」と「ゴーレム」のコンボで不死のゴーレムを繰り出して来たが、「救世主」でドローに持ち込んだ
(ユダヤ教の錬金術師でもあるラビに作り出されたゴーレムはラビにしか止められないが、イエス=キリストもカバラを習得したラビである)

「ヘルハウンド」と「大天使ガブリエル」の即死コンボを「ピクシー」で無効化
(群れで活動するヘルハウンドを「ガブリエルの猟犬」と呼ぶが、ヘルハウンドは「黒犬街道」を通ってくるため、人を迷わすのが得意な妖精によってヘルハウンドは場にたどり着けない)

「トト神」によって魔法攻撃を無効にされたが、場を闇にする事で打ち消す
(トト神は「月の出ている時間帯」の支配者であり、月を隠されると力を失う)

「時の女神ビル」によるイベントの効力を「月の女神セレネ」で奪う
(北欧神話の女神ビルは「月の追随者」とも呼ばれ、月とともに行動する)


つまり、スーパー神話大戦なわけです。妄想が広がりんぐ

これらの効果処理はカードテキストではなく、お互いの神話知識によるものです。四大天使のコンボを四聖獣で四方を封じて無力化され絶対絶命!となった時には、四大天使も四聖獣と同じく東西南北を司るという事に「気付く」事で結界を無力化しました

作中のデュエルは、片方のプレイヤーがコンボを宣言する→対戦相手が「審判!?」と叫ぶ→審判がルールブックを読んで「有効だ!!」と叫ぶ、というプロセスの繰り返しで描かれます
ルールブックには神話を超越したあらゆるコンボと、その効果処理が記されているようです。神話好きにとってはまさにお宝ですね


ちょっと長くなったので続きはまた後日
プロフィール

ジョンドオ

Author:ジョンドオ
関西を中心に活動するダンスカンパニー「男肉 du Soleil」団員の「クリ太マメ男」として活動中
あと新都社にて「新都高校デュエル部~三闘神伝説~」連載中

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