Keep on Burning Soul!!
録画しておいたスカーレット・ノヴァ・ドラゴン誕生回を見た。ニコニコで見た時も思ったけど展開がガムシャラすぎる…
それに関連して、前コメ返かなんかでクリアマインドとバーニングソウルの違いについて軽く触れたと思うので、今回はそれについて語ろうかと
クリアマインドは分かりやすいですね。スピードの限界を超えて風になる、いわゆる明鏡止水、無我の境地ってやつです。その境地に達した者はモーメントの真の力を得るわけですが、ここで遊星粒子が人の心に反応するエネルギーって事を思い返していただきたい
善き心は赤き竜、悪しき心は邪神とブルーノは語っていましたが、無我の境地ってのは心を空にした無心な状態なわけで、そのどちらにも当てはまらない訳です
つまり線グラフで言うと、正の方向に赤き竜の力、負の方向に邪神の力を置いた時に、0点からy軸に伸びる力がクリアマインドなのかなあ、と。ダグナー編でモーメントが逆回転すると邪神だ、みたいな話があったので、遊星粒子のスピン方向の正負とは無関係の、粒子そのものが持つ純粋なエネルギーと言い換えられるでしょうか
まあ遊星はその純粋なエネルギーを最終的に赤き竜に還元して使っているわけですが。ダグナーの中にクリアマインドに覚醒する者が現れたなら、そのエネルギーを邪神の力として運用する事も可能でしょう(恨みや憎しみなどのネガティブな感情に支配されたダグナーがその境地に達する事が出来るのかはともかく)
ここで問題になるのがバーニングソウルです。作中であまり触れられてませんからね
ジャックはバーニングソウルの力によって自縛神を自分の力にしてしまった訳ですが、あの吸収シーンを見て、僕はある作品を思い出しました
そう、スクライドです
その瞬間全てが繋がりました。バーニングソウルとは、無我の境地とは正反対の強烈な自我、絶対的エゴの力だったのです
5D's視聴者の間では、ジャックの発言や行動が度々問題とされてきました。自己を省みない発言や、どんなイベントを経ても結局変わらない力押し(というかレモン一辺倒)の戦術
しかも殆どの場合、その矛盾が作中人物によって指摘される事はありません。ジャック・アトラスは常に肯定され、それはスタッフの贔屓とも思われました。掲示板などでは荒れネタ扱いされています(最近はクロウの方が風当たりが強いようですが)
ですが「我が儘」という点でジャックは一貫しています。それは性格だけではなく、ストーリー展開においてもです。降って湧いたように出てきたバーニングソウルの設定、対戦相手の上司であるスカーレット・ノヴァを決闘中に奪ってしまうという意味不明の行為、偽ジャックの回で一度手にしたはずの新たな戦術……数えだすとキリがありません
それら全てが、バーニングソウルという言葉で説明が付きます。バーニングソウルは、何者にも屈しない孤高の力。運命(ストーリー)をもねじ曲げる強い自我の力なのです
先程作ったグラフに無理やり当てはめるなら、もう一本、z軸方向の線が必要になるでしょう。文字通りの斜め上、もはや赤き竜がどうとか自縛神がどうとかの話じゃない訳です
身もフタもない言い方をすれば、「ジャックだからしょうがない」って事です。いくら「お前が言うな」的な発言をしても、子供に負けて負け惜しみを言っても、そのくせ大事な所はしっかりキメて格好つけても、それはジャックだからしょうがないんです。我々視聴者にはツッコミを入れる事しか出来ないんです
それがジャック・アトラス、それがバーニングソウルなのですから
それに関連して、前コメ返かなんかでクリアマインドとバーニングソウルの違いについて軽く触れたと思うので、今回はそれについて語ろうかと
クリアマインドは分かりやすいですね。スピードの限界を超えて風になる、いわゆる明鏡止水、無我の境地ってやつです。その境地に達した者はモーメントの真の力を得るわけですが、ここで遊星粒子が人の心に反応するエネルギーって事を思い返していただきたい
善き心は赤き竜、悪しき心は邪神とブルーノは語っていましたが、無我の境地ってのは心を空にした無心な状態なわけで、そのどちらにも当てはまらない訳です
つまり線グラフで言うと、正の方向に赤き竜の力、負の方向に邪神の力を置いた時に、0点からy軸に伸びる力がクリアマインドなのかなあ、と。ダグナー編でモーメントが逆回転すると邪神だ、みたいな話があったので、遊星粒子のスピン方向の正負とは無関係の、粒子そのものが持つ純粋なエネルギーと言い換えられるでしょうか
まあ遊星はその純粋なエネルギーを最終的に赤き竜に還元して使っているわけですが。ダグナーの中にクリアマインドに覚醒する者が現れたなら、そのエネルギーを邪神の力として運用する事も可能でしょう(恨みや憎しみなどのネガティブな感情に支配されたダグナーがその境地に達する事が出来るのかはともかく)
ここで問題になるのがバーニングソウルです。作中であまり触れられてませんからね
ジャックはバーニングソウルの力によって自縛神を自分の力にしてしまった訳ですが、あの吸収シーンを見て、僕はある作品を思い出しました
そう、スクライドです
その瞬間全てが繋がりました。バーニングソウルとは、無我の境地とは正反対の強烈な自我、絶対的エゴの力だったのです
5D's視聴者の間では、ジャックの発言や行動が度々問題とされてきました。自己を省みない発言や、どんなイベントを経ても結局変わらない力押し(というかレモン一辺倒)の戦術
しかも殆どの場合、その矛盾が作中人物によって指摘される事はありません。ジャック・アトラスは常に肯定され、それはスタッフの贔屓とも思われました。掲示板などでは荒れネタ扱いされています(最近はクロウの方が風当たりが強いようですが)
ですが「我が儘」という点でジャックは一貫しています。それは性格だけではなく、ストーリー展開においてもです。降って湧いたように出てきたバーニングソウルの設定、対戦相手の上司であるスカーレット・ノヴァを決闘中に奪ってしまうという意味不明の行為、偽ジャックの回で一度手にしたはずの新たな戦術……数えだすとキリがありません
それら全てが、バーニングソウルという言葉で説明が付きます。バーニングソウルは、何者にも屈しない孤高の力。運命(ストーリー)をもねじ曲げる強い自我の力なのです
先程作ったグラフに無理やり当てはめるなら、もう一本、z軸方向の線が必要になるでしょう。文字通りの斜め上、もはや赤き竜がどうとか自縛神がどうとかの話じゃない訳です
身もフタもない言い方をすれば、「ジャックだからしょうがない」って事です。いくら「お前が言うな」的な発言をしても、子供に負けて負け惜しみを言っても、そのくせ大事な所はしっかりキメて格好つけても、それはジャックだからしょうがないんです。我々視聴者にはツッコミを入れる事しか出来ないんです
それがジャック・アトラス、それがバーニングソウルなのですから
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