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デュエルなんていらねえよ、夏

最近ジャンルの欄をコロコロ変えていて。色々思うところがあったので、その意思表示というか。現状「非決闘者の描く遊戯王」が、今一番言いたいことを簡潔に表せていて良いかなあと
まあジャンル表記なんておまじないみたいなものですけどね


最初は遊戯王って単語を省こうと思ってたんです。自分が描いているのはOCG漫画ではないんだぞと、遊戯王をやってない人にこそ見てもらいたいのなら、その単語はマイナスにしかならないんじゃないのかと、そういう思いがあって

「自分はデュエリストじゃない」という事はむしろ長所だと、長年自分に言い続けてきましたが、やっとその踏ん切りがついたというか。現実逃避ではなく、いい意味でデュエルを捨てる覚悟が出来たというか
今のこの新都社遊戯王バブルにおいて、僕のような作者の立ち位置がどこなのか…

キチガイデュエルならGATEがある。真っ当なデュエルならHがある。僕がやろうと思っていたのはそのどちらでもない
僕がかつて憧れた遊戯王とは、
「攻撃対象は月」
「腕力には自信がある」
「俺とお前を超融合」
「走れないDホイーラーにターンは回ってこない」etcetc……
デュエルの内容なんてどうでもいいんです、僕は。よくわかんねーし。ただ「デュエルをしている」という大義名分が欲しいだけだった。その上で、デュエル以外の事をしたかった。デュエルで無茶苦茶しようと思ったのではなく、まず無茶苦茶する事に憧れた。そのために仕方なく遊戯王を覚えた
だからOCGプレイヤーの読者というのはあくまで副産物でしかないんです。だってあの頃の僕はOCGプレイヤーじゃなかったのに遊戯王に惚れたんですから


昔はこういう事を言ってはいけないと思ってました。今でもこれは暴言だと思います。でも言う。もう何も怖くない


今「憧れ」と言いましたが、エネコンMADで遊戯王を再発見し、MAID!をほっぽって遊戯王漫画を描こうと決意し(いや最初は両立させるつもりだったんです…)、色々な下調べをしていく中で出会い、憧れた三つの作品があります

表さんの「神里絵空シリーズ」
めたぽさんの「Eden Garden」
村長さんの「死闘!One Lover Boost」

デュエル部はこの三要素によって出来ていると言っても過言ではない。だからこの三作を読めばデュエル部なんざ見なくてもよろしい

土景先生が村長さんの影響を大いに受けてることはご存知の方も多いと思われるが、GATEが始まったときに僕は「新都社にBoostが来た!」と思った。そのぐらいの衝撃だった


男肉のラジオでも話したが、もし村長さんを天才と呼ぶのなら、その根拠は「画鋲」だと思う
まだ読んでない人は回れ右してここから先は読まないでほしいのだが、例えばゲール・ドグラのアレなら、ひょっとしたら僕でも思いつくかもしれない。むしろ、「ゲール・ドグラで面白いことをしよう」と思ったらあれが模範的回答だと思う

ドグラの効果を面白く使うには、融合デッキは多いほうがいい。当時は上限も無かったし。落としたカードの使い道はいくらでもあるが、もっとも派手なのは攻撃力に変換することだろう。「無限のライフを無限の墓地に、さらに無限の攻撃力に変換」という面白ワードもここで生まれる

そして融合デッキはあとから届く必要がある。融合モンスターの山が見えていてはインパクトもクソもない

最後にヘリコプターだが、これは映像的な面白さを優先した結果だ。どうせ捨てるならトラックに積むよりは宙からバラ撒いたほうが景気がいい

ここまでの思考は僕でも出来そうな気がする。物事をオーバーに表現すればいいだけだから。でも「画鋲」はそうではない。アレは作家としての自力と時の運がなければたどり着けないと思う

随分昔に読んだきりなのでどこか間違っていたら申し訳ないが、あの話のキモは
実力、技量、度胸、経験、年季、潜った修羅場の数その他諸々で完全に負けている相手にどうやって勝つのか
という事だ

今軽く思いつくものを挙げると、急成長や才能の片鱗、竜の紋章、勇気、友情パワー、試合中止、相手の老衰死などがある。
ところがここまで読んできた読者の中には、「このキャラはそんなことでは倒せない」「この作者はそんなことで逃げたりしない」という期待がある。ならばどうするのか
カードゲームにおける小細工は通用しない。小細工でも、それを見破る眼力でも負けているからだ。つまり小細工はカードゲームの外にある必要がある

だから「画鋲」だったのだ。トリックの簡潔さ、馬鹿馬鹿しさ、流血、そして何より「ポスターが剥がれかけている」という伏線がある。ドグラは「ちょwwwwwwwwwwww」だが画鋲は「うおおおおおおおお!!!!!!!!」だ。これはただのキチガイデュエルだけでは絶対にたどり着けない。ストーリーとしての完成度は非常に高いと思う



つい勢いで語ってしまったが、残りの二作品も同じように僕に大きな影響を与えている。ぜひ読んでみてほしい
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プロフィール

ジョンドオ

Author:ジョンドオ
関西を中心に活動するダンスカンパニー「男肉 du Soleil」団員の「クリ太マメ男」として活動中
あと新都社にて「新都高校デュエル部~三闘神伝説~」連載中

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